石破茂首相は20日、戦後80年を記念して記者会見し、日本人は歴史の教訓を学ばなければならないと述べた。 また、日本の民主主義を強化し、”狭いナショナリズム、差別、排外主義 “の道をたどらないようにするため、日本の政治家や市民が議論に参加する必要性を強調した。 日本の与党・自由民主党の党首に交代し、間もなく首相を退く石破氏は、党利党略に縛られることを避けつつ、より大きな民主主義と自由主義を求めた。 「政治は、国益を損なうような党利党略で動いてはならない。「自己保身のための手段であってはならない。歴史に学ぶ姿勢が土台として重要だ。 それには、真の自由主義を体現する寛容さとともに、過去に向き合う勇気と、他者の主張に謙虚に耳を傾ける誠実さが必要だ。健全で強固な民主主義は最も重要である。” 石破氏は、メディアが「使命感に駆られたジャーナリズムを含む健全な言論」に携わるよう呼びかけた。そのような環境が差別や分断、無責任な暴言を助長しないようにしなければならない」。 右翼的ナショナリズムと排外主義で非難されている後任の高市早苗へのメッセージとして、自民党は差別と排外主義が日本では決して許されないことを示さなければならないと述べた。 石破氏は、自分には歴史的知識がないことを認め、自らの無知に「ショックを受けた」と語った。石破氏は、自分の無知に「愕然とした」と述べ、その学習不足を補うために努力してきたと述べ、他の人々にもそうするよう勧めた。 そして、国民一人ひとりが「先の大戦の本質を積極的かつ前向きに反省し、平和国家としての我が国の基盤を強化する」ことが肝要であると語った。 80年が経過した今、太平洋戦争を「客観的」にとらえることができるようになり、それに従って教えるべきだと語った。 「アジアにおけるわれわれの行動と、中国のような国々の経験が、歴史的、道徳的にどのような意味を持つのかを認識することは極めて重要である。 「日本が過去をどう扱うかによって、他国との真の関係を模索する国であることを示すために、私たちは歴史と真摯に向き合わなければならない。私たちは、これらの記憶を風化させないようにしなければならない。 彼はまた、しばしば支配階級に近すぎるとして非難されるメディアを一刀両断した。「メディアの自由とジャーナリズムの実践をめぐるさまざまな規制があり、メディアは社会的義務に対して責任ある姿勢をとることが不可欠だ。”メディアと権力の合流は、社会における批判の不在につながる可能性があるため、懸念される側面である。” https://www.arabnews.jp/article/japan/article_160082/